–どうも!スカーレット坊やです!
今回はDTPについて話をしていきたいと思います。特にデザインに関しての話になりますので、
前提として「スカ坊」の主観で話をさせていただきます。
突出した芸術家のようなデザイナーではなく「商業用のデザイナー」としてお話します。
ということでよろしくお願いします!
誰かの役に立つと良いなぁ~
印刷会社から広告代理店とDTPのデザイン歴は20年を超えてきました。活版の時代までは戻りませんが、まだMACを使い始めて間もない頃、Windowsでデザインなんてとんでもな~い。と言っていたスカ坊が色々語ってみます。
もしかするとDTPって書いてはいますが、WEBデザイナーさんやその他の制作者の方々とも共感できる部分があるかもしれませんし、この職業を目指してみたい方の参考になればと思います。 言っておきます
デザインは楽しいですよ!!
DTPデザインの現在と、求められる人材「考えられる制作者」とは
DTPデザインの現在の状況を考えてみよう
DTPデザインは今どうなっているのか。世の中の状況や自分の経験からスカ坊はこう考える。
- WEBへの移行やテレワークの普及が進み、需要は確実に減少してきている。
- 「自分たちで作る」「そこまで高クオリティじゃなくていい」「安くして」が鉄板化。
- 基準以上のクオリティを求める場合は高需要になる。
- 見栄を重視する場合は必須ともいえる。
- デザインの流行は常にある、デザインアップデートは求められる。
- 地雷案件は変わらず存在する。
- 昔ほどの残業地獄ではなく、軽減されつつある。
- フリーランスにはかなり厳しい条件。
需要が合ったり無かったり、なんかとても矛盾を感じるね
どこもこういう「都合のいい話」はあるのかもしれないが、要約するとこうなる
適当なものは自分たちで頑張って作るけど、難しいデザインや、競争するネタに関しては、プロクオリティで作りたい、ただしできるだけ安く。
お、おう…?
企業が求めるDTPデザイン(発注者側)は何だろうか
- 意図したデザインが、定刻にあがってくるか?
- クオリティは良いものが上がってくるのか?
- 値段は適正か、安いか?
- 修正は何回でも出来るのか?
- 納期は間に合うだろうか?
- 使い勝手は良いだろうか?
うん??あまりデザイン的な部分が無いようなきがするね?
そうです。これは、「相手も企業戦士」であると考えるとしっくりくるとおもうのだけど、DTPデザインの依頼というのは必ず「クライアントの目的」があって作ってくださいと依頼が来るのだ。それは集客だったり、告知だったり、装飾だったり、クライアントによって様々なのだが、忘れてはいけないのは、
デザインクオリティを求めはするけどあくまで二の次。という事である
受注した側が思うDTPデザイン(受注者側)は何だろうか?
- テーマやビジュアルは何にしようか
- どういう広告展開をしていこうか
- キャッチコピーはどうしようか
- 見やすくわかりやすいレイアウトをしようか
- インパクトのあるダイナミックなデザインにしようか
- 修正くると嫌だから最初はほどほどで出してみようか
- 必要最小限の手間に抑えるにはどうしようか
おや・・?なんだかデザインによりすぎてちょっと噛み合っていないような?
これはデザイナーの性とも言える部分でしょうが無いところですね。デザイナーというのは設計者ですから、本来はクライアントの意向を受けるものですが、制作というフェイズに入ると、やはりデザインクオリティを一番に考えてしまいますね。これをこのまま時間が経っていくと
デザインに偏りすぎていき、クライアントに適した完成度にならない事になる。
いいデザインができてもなぜか怒られそう。
つまりどんなデザイナーが求められるのか
これは贅沢に書いてみる、こんな人がいたらスーパーマンです
- お客に合わせた内容のものが作れる(デザイン・使い方・クオリティ)
- 値段の感覚を所持し、納期に合わせてクオリティを調整できる
- スピード感があり、ミスのないものが作れる
- どこで確認をいれ、そのポイントを抑えて、などの段取りが組める
- お客の要望を理解した上で、それを越える提案デザインが作れる
- 読解力とデザインストックを豊富に持っている
- 上記を踏まえた上で、デザイン代が安い
うわぁ~…とんでもない人材だね 笑
デザイン代が安い、と書きましたが、当然こんなスーパーマンを安く使えるわけがないので、値段だけに限らずいろいろな部分で様々な駆け引きが起きていくわけですね。
ただ、デザイナーとして目指していくのであれば、こういった目標をもつのも一つの方法です。
クオリティ特化デザイナー・スピード特価デザイナー・ミスゼロデザイナー・バランス型デザイナー
色々なデザイナーがいると思いますが、いずれは、ディレクションという経験を経て、上記項目をどれだけ網羅できるのか、という道を歩むのではないかと考えています。
もちろんディレクションの道を選ばずに、ひたすらに自身の得意分野を研磨しつつも、弱点分野を補っていく方も見えると思います。職人的なデザイナーさんですね。
もちろんそれも良いと思います。ただこういった場合は経験上、後輩を教えてあげられなかったり、デザインのアップデートをプライドが邪魔して怠っていたりと、私が見た範囲の中ですが、なかなか企業戦士としては大変な思いをされている方も見てきています。
デザイナーにも色々な「型」があるんだね、どこを目指すのか、最初に目標として立てておくと良いね!
【NEWS!】坊やのブログを紹介していただきました!
SWELLで作ったページを紹介してくださっていて、今回、坊やのブログも紹介していただけることになりました。みんなデザインに拘っているので、是非見てみてくださいね!
坊やの型はどんなんだ?
「坊や型さ」
それではまた!
これ、シリーズ化してつづけようかな~