どうも!スカーレット坊やです。
WordPressとは、Webサイトの文章や画像を管理し、公開するためのオープンソースCMS(コンテンツ管理システム)です。
ブログから始まった歴史はありますが、現在はブログ専用ではありません。個人ブログ、企業サイト、ポートフォリオ、LPなど、さまざまなWebサイトを作れます。
……と、今なら最初にこう答えます。
でも、スカ坊はランディングページを作りたくてWordPressに入りました。だから最初は、WordPressを「ホームページを作るための道具」だと思っていたのです。
そこで引っかかったのが、カテゴリー、タグ、タクソノミー、ターム、アーカイブといった言葉でした。
LPを作りたいだけなのに、なんでブログのような仕組みを覚える必要があるのさ?
今回は、そんな当時のスカ坊と同じところで迷っている読者様へ向けて、WordPressとは何なのか、投稿を整理する仕組みがどうつながっているのかを順番に整理します。
この記事で分かることは、次の3つです。
- WordPressは何をするためのソフトウェアなのか
- 投稿と固定ページは何が違うのか
- カテゴリー、タグ、タクソノミー、ターム、アーカイブはどうつながるのか
スカ坊がLP制作を始めた経緯から読みたい方は、先に第2回:ランディングページ(LP)制作についてを考えるをご覧ください。
WordPressとは?まず一言でいうと
WordPressは、専門知識がなくてもWebサイトのコンテンツを作成・管理しやすくする、オープンソースのパブリッシングプラットフォームです。
文章を書く、画像を載せる、下書きを保存する、公開日時を決める。こうしたWebサイト運営の作業を、管理画面から進められます。
WordPress公式のFeaturesでも、個人ブログだけでなく、企業サイト、ポートフォリオ、ニュースサイト、コミュニティ、さらにはアプリまで作れる柔軟性が案内されています。
つまり、「ブログも作れるし、ブログ以外のサイトも作れる」が現在のWordPressです。
では、以前の記事にあった「世の中の6割」という数字はどうなのか。
ここは母数を分けないと、意味が変わってしまいます。
W3Techsの調査では、2026年8月11日時点で、WordPressは全Webサイトの41.1%に使われています。一方、使用しているCMSを判別できたサイトの中では59.1%です。
約6割というのは後者の数字であり、「世界中の全サイトの約6割」という意味ではありません。
数字の大きさよりも、「全Webサイトの割合」と「CMSが判明しているサイト内のシェア」は別物だと押さえておくことが大切です。
WordPressはブログ専用ではない
ホームページを作る道具じゃないの?
作れます。
ここは、当時のスカ坊の理解も完全に間違っていたわけではありません。
ただし、WordPressには「情報を投稿し、分類し、読者が探しやすい形で届ける」ための仕組みが最初から用意されています。
LP制作から入ったスカ坊は、この土台を知らないまま見た目づくりへ進みました。だから、あとから管理画面に並ぶ用語同士の関係が分からなくなってしまったのです。
投稿と固定ページの違い
WordPressでは、コンテンツを主に「投稿」と「固定ページ」で作ります。
| 種類 | 主な用途 | 標準状態での特徴 |
|---|---|---|
| 投稿 | ブログ記事、ニュース、更新情報 | 新しい順に並び、カテゴリーやタグで分類できる |
| 固定ページ | 会社概要、お問い合わせ、プライバシーポリシー、LP | 時系列から独立し、親子関係を作れる。標準ではカテゴリーやタグを持たない |
WordPress公式の固定ページ解説では、固定ページは時間に左右されない情報に向き、固定ページだけでWebサイトを構成することもできると説明されています。
プラグインなどで機能を拡張することはできますが、まずは標準状態の違いを覚えておくと迷いにくくなります。
企業サイトやLPも作れる
固定ページを使えば、企業情報やサービス紹介、LPのようなページも作れます。
ですから、WordPressでLPを作ること自体は邪道ではありません。
いま振り返ると、スカ坊にとって遠回りだったのは「LPから始めたこと」そのものではなく、WordPressが持つ投稿・分類の仕組みを知らないまま、テーマやプラグインの操作へ進んだ学び方でした。
結果として、見た目は作れても、裏側で何が起きているのか分からない。
スカ坊はそこで迷走しました。
スカ坊がLP制作から入って迷った理由
当時のスカ坊が勘違いしていた点は、次の2つです。
- ランディングページを作れると聞き、WordPressをホームページ制作だけの道具だと思っていた
- PHP、テーマ、プラグインに気を取られ、投稿や分類の考え方を後回しにしていた
テーマやプラグインは、変化が見えやすいので面白いんです。
デザインが変わる。機能が増える。できることが一気に広がる。
だから、ついそちらばかり見てしまう。
そんなスカ坊に、メンターさんはこう言いました。
WordPressの概念を理解しないで使わないでくださいね
そこで初めて、見た目を作る前に「投稿」「固定ページ」「分類」「一覧表示」がどうつながっているのかを学び直しました。
この仕組みを知らないからといって、すぐにエラーが出ると決まっているわけではありません。
ですが、投稿一覧の表示、カテゴリー別ページ、URLの意味が分からず、あとで「なぜこうなる?」と迷う原因にはなります。
スカ坊の場合は、まさにそこから原因究明ができなくなりました。
当時の迷走については、WordPressの概念でつまずいたときの記録にも残しています。
カテゴリー・タグ・タクソノミーを整理する
ここからは、スカ坊が混乱した用語を整理します。
まず関係だけを短く書くと、こうなります。
- タクソノミー:投稿などを分類する仕組み
- カテゴリー/タグ:WordPressの標準投稿に用意されたタクソノミー
- ターム:その分類の中に作る具体的な項目
- アーカイブ:特定の分類や条件に当てはまる投稿を一覧で見せるページ
タクソノミーとタームの関係
タクソノミーは、分類の「枠」です。
タームは、その枠の中に入る具体的な「分類名」です。
たとえば、このサイトで「カテゴリー」というタクソノミーを使い、「WordPress・LP制作」という分類名を作ったとします。この「WordPress・LP制作」がタームです。
タグも同じように、投稿同士を結びつけるための分類として使えます。
WordPress公式のTaxonomies解説では、標準の投稿にはカテゴリーとタグという2種類のタクソノミーがあり、関連コンテンツを訪問者が見つけやすくするために使えると説明されています。
ただし、すべてのサイト運営者が同じ使い方をするわけではありません。
固定ページだけでLPを作る場合、カテゴリーやタグを直接使わないこともあります。一方で、ブログやお知らせを投稿として運用するなら、分類の考え方を知っておくと整理しやすくなります。
アーカイブは何を表示するページか
アーカイブは、条件に当てはまる投稿をまとめて表示する一覧ページです。
たとえば「WordPress・LP制作」というカテゴリーを選ぶと、そのカテゴリーに分類された投稿の一覧が表示されます。
当時のスカ坊は、この仕組みを理解したときに、こう感じました。
ソートが全てなんだ!WordPressの本質はここなんだ!
今なら、少し言い換えます。
厳密には「並べ替えがすべて」というより、投稿を分類し、読者が必要な情報を探しやすい形で見せる仕組みが重要だった、というのがスカ坊の理解です。
これはWordPress公式が示した唯一の本質ではありません。
それでも、LPの見た目ばかりを追っていたスカ坊にとって、管理画面と表示結果をつなげる大きな気づきでした。
初心者が最初に押さえる3つのポイント
ここまでを、初心者向けに3つへ絞ります。
- WordPressはブログ専用ではない <br>ブログ、企業サイト、ポートフォリオ、LPなどを作れるCMSです。
- 投稿と固定ページは役割が違う <br>更新情報は投稿、時系列に左右されない情報は固定ページ、という違いから覚えると整理しやすくなります。
- 投稿を運用するなら分類とアーカイブを理解する <br>カテゴリーやタグは、記事を増やすためだけの機能ではありません。読者が関連情報を見つけるための裏方です。
テーマやプラグインが花形とするなら、この手のことは間違いなく裏方の支えです。
見た目ほど派手ではありません。
でも、裏方が分かると、テーマやプラグインを触ったときにも「何が変わったのか」を考えやすくなります。
テーマの役割から整理したい場合は、補足としてブログ向けWordPressテーマの選び方も確認できます。
困ったときに確認したい公式情報
当時、スカ坊はメンターさんから、WordPressの概念を理解するために公式情報を読むよう勧められました。
そして、「基本的な使い方→基本的な管理→高度なトピック」という順番で読むよう言われました。
これは、当時メンターさんから勧められた学び方です。現在の公式フォーラムがこの3区分で構成されている、という意味ではありません。
現在は、目的に応じて次の2つを使い分けると探しやすくなります。
- 仕組みや操作方法を調べる:WordPress公式ドキュメンテーション
- 個別のトラブルを検索・相談する:WordPress日本語サポートフォーラム
用語を丸暗記する必要はありません。
「管理画面で設定した内容が、サイトのどこへどう表示されるのか」を結びつけながら読む方が、スカ坊には理解しやすい方法でした。
まとめ|WordPressの仕組みを知ると迷いにくい
WordPressは、ブログだけを作る道具ではありません。
投稿や固定ページを管理しながら、ブログ、企業サイト、ポートフォリオ、LPなどを作れるオープンソースCMSです。
ただし、投稿を公開し、分類し、読者が探しやすい形にする仕組みが土台にあります。ここを知っておくと、カテゴリー、タグ、タクソノミー、アーカイブという言葉が少しずつ理解しやすくなります。
LPから始めても大丈夫です。
ただ、見た目を作る前に、投稿と固定ページの違いだけは押さえておく。
これが、当時のスカ坊に最初に伝えたいことでした。
次にWordPressで何ができるのかを知りたい方は、第4回:WordPress(Elementor)でできること・できないことへ進んでください。
実際の作業へ進む方は、WordPress初期設定で最初にやることも確認できます。
スカ坊と同じように迷ったときは、またここに戻ってきてください。
おい、なんか偉そうだな?
「坊やだからさ」
それではまた!
この記事が気に入ったら、フォローしてね!

